ピーチマン

Dub Me Crazy

スターウォーズ Episode 7を観てきました。ネタバレ含む感想。

今日は、スターウォーズの最新作、Episode 7を映画館で観てきました。

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ここ1ヶ月半ほどで、過去6作を全ておさらいしていたので、期待高まります。しかし、ベトナム語字幕だったので、正直全然わからない所も多かったです 笑。

まぁ、普段と違った感覚で映画を観れたので、そういう意味では楽しかったかな、と。

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場所はNguyễn DuのGalaxy Cinemaで、15:20から。値段は一人、ポップコーンとドリンク入れて135,000VND、650円くらい。Miễn phí voucher と書いた券が、上映チケットと共に付いてて、最後まで切られず、最後まで取っとけ的な説明をチケット切るスタッフに2度程されましたが、あれはなんだったのか。
今思うともしかして、Giữ xe(駐車場)のフリーチケットだったのでは…?
 
下記より、ネタバレ含みます。
 
まず、SFXのクオリティ、解像度、画面密度?は流石のハリウッド的高さで、機械や、生物の細かい部分を見てて楽しかった。
 
SF映画にはいつも、SFXの密度やセンスを期待しています。実際に自分がそこにいる事を想像したりして、自分はその世界をどう感じるか等、映像を見ながら想像する事が楽しい。その期待からは満足なクオリティでした。

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宇宙船同士の戦闘に関して前作、つまりEpisode3の時に感じましたが、段違いに画面密度が高まってきていると感じます。
 
動きのバリエーションの多さ、同一画面におけるSFXの描画量、とも言いますか、Episode 3で、監督ジョージルーカスが描きたかった宇宙戦闘に、SFXのテクノロジーが追いついた的な(今回はジョージルーカスではないみたいですが)事なのかな、と。

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今回の劇中の機械の中で、一番カッコよく感じたものはRen(敵国のFirst Order)の隊長機でした。私的なハイライトは、その中々大きくてかっこいいRenのマシーンが、戦闘中に地上に降りてくるシーンです。あの入り方は今までのスターウォーズには無かったように思います。
 
戦闘と非戦闘のシーンの切り替えもスムーズでした。今作は戦闘に入る際に、リアリティがあったように思います。(ただ、それがエンタメ度に繋がるかどうかは、また別問題。後述します。)

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SFXの解像度、密度は満足だったと言いつつ、今回、劇中の機械のバリエーションが少なかったように思います。ミレニアムファルコン号は、今までの6作中で、かなり動かすシーンがあるので、正直目が慣れて、もういいかな、と思った事は事実です。
 
反乱軍の戦闘機にも見飽きた感は感じました。基地の狭い中を宇宙船が飛行するシーンも目が慣れてましたね。砂漠のシーンも正直、もういいかな、と。過去作観てなかったらどうでもいい事ですが 笑。

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旧6作のトリビュート的なシーンが散見されましたが、お腹いっぱい感を正直、感じました。
 
BB8はかわいかったですが、ちょっと流暢に動きすぎて、マシーン的な不自由感が弱く、インパクトが逆に弱いかな、と。Episode 3のR2D2位が、不自由そうなのに、動きまくってて、何故か強くて、いいバランスでインパクトを感じました。

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また、今回全員、結構気軽にワープしているように思います。ワープはもっと特別視して演出に組み込んでほしいなと感じました。簡単にワープ出来ると、もっと色々簡単に解決できるんじゃないか、と思ってしまいました 笑。

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後、キャスト的な話ですが、正直、ハンソロとレイヤにはパワーが感じられなかったです。魅力に乏しいな、と感じました。
 
チューバッカは最初からよく分からないキャラなので、何も変わってないのが、良い所かと 笑 Reyはエネルギーを感じる、いい女優さんだと思います。

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その他、違和感を感じた所は、新キャラの大ボス?的な、Supreme Leader?について、どこから発生したのかは後々、わかるのだろうな、と納得は出来たのですが、ダースベーダー、シスの暗黒卿、ダースモール等、前回の悪役よりは大分、人間離れしている(ように感じた)為、パッと見た瞬間、人間ドラマというか、Supreme Leaderが本編に絡んでいくストーリーが想像し難い、と感じました。

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その点で、なんとなくガッカリ感は感じました。
 
全然スターウォーズせいではないし、この後、ガンガン絡んでいくのかもしれないし、色々と取り返せる余地がありますが、自分は案外、人間ドラマ的な流れを、自分で理解している以上にスターウォーズに期待していたのかもしれません。

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度々起こる戦闘シーン。Renが何故ハンソロとレイヤの元から離れて、連合軍に入ってたのか全然わからなかったのですが、それは置いといて、戦闘では以前よりも、Forceの使用頻度が高まっているな、と。
 
レーザーと、ライトセイバーだけの戦闘よりは、バリエーションが出て楽しかったかも。ただ、Forceがぶつかりあって押し合うシーンの多用は良くない、と思います。あくまでForceはスパイス的であって欲しいな、と勝手に心配をしておきます 笑。
 
また、スターウォーズは効果音が良い、というイメージがあります。ライトセーバーしかり、宇宙船が飛ぶ音しかり、ベイダーの呼吸音しかり。

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ただ、今回は飛行機の飛ぶ効果音のインパクトが弱くなってる?リヴァーヴ(残響音)?が多いのかな。ライトセーバーの音量も下がったように思います。より画面に馴染ませようとしてるのかもしれません。もう少しあからさまな音で良いのにな、と感じました。
 
そして最後に、前回までのルーカス監督の場合、パンパカパーン、的なファンファーレでヒーロー登場、ジャーン、解決!みたいなノリですが、今回は監督が違う為か、結構ドッキリする(心臓に悪い)ようなカットが4つくらいあり、全体的な雰囲気が少しダークサイドよりな感じがします。
 
分かりやすいエンタメ感も、スターウォーズには期待してしましますね〜。